マタニティ(妊婦)歯科

マタニティ予防歯科

可愛い赤ちゃんのお口を守る為に

何より大切なのは、赤ちゃんが生まれる前からママの心がけです。 
たとえママの口の中にむし歯菌がいても、しっかりお手入れして正しい食生活を守っていれば、
むし歯菌の感染の可能性のリスクを減らすことができます。

出産までにできることは、まず悪い所は治しておくことです。 
歯医者さんでむし歯菌の量を調べ、悪いところはしっかり治療を行い、
その後も定期的にチェックを受けて口腔内の状況をより健康的に保ちましょう。

そして、丁寧に歯みがきをする習慣をつけることが大切です。 
歯医者さんで歯みがきの仕方を教わり日々の口腔内のケアに力を入れていきましょう。
ママ自身がいつもキレイなお口でいることが、かわいい赤ちゃんのためです。

キシリトールが効果的

ママがキシリトールをとっていると、むし歯菌が弱ってきて感染しにくくなるのです。
キシリトールのガムやタブレットでむし歯菌コントロール!
むし歯菌の多いママたちにキシリトールをとってもらったところ、
2才児の時点でむし歯菌に感染した割合は、たった9.7%になりました。

マイナス1才から始める虫歯予防

妊婦さんにぜひ知って頂きたい
マイナス1才から始める虫歯予防があります。

むし歯菌はいつ赤ちゃんのお口にやってくると思いますか?
実は、生まれたばかりの赤ちゃんにむし歯菌はいないのです。

むし歯菌は固いところにしか住めないので、生まれたばかりの歯がない赤ちゃんのお口にはいません。
歯が生えるのを、今かいまかと楽しみに待っています。

感染の時期は、2歳までが大きな影響を及ぼすといわれています。
2歳までに感染した場合その後のむし歯の重症度が高くなるそうです。
むし歯菌は唾液によって、人から人へ感染していきます。
なかでも両親から乳児への感染が一番多いのです。

・ 小さな子どもにご飯を食べさせる時、親子で1つのスプーンを使って食事をあげる

・ かわいいお口へのチュー♪

こうして両親の唾液に混じったむし歯菌が、かわいい子どもへうつり感染してしまうのです。

感染のリスクを低くするには、お母さんが持つ虫歯菌の量を減らすことが重要です。
ただ、虫歯菌の感染を心配するより、
菌が増殖しないようなお口の環境を親子でつくることが大切です。 

産まれてくるお子様のためのマイナス1歳からの歯科

妊娠するとホルモンバランスが乱れ、心や身体がいつもと違う状況になるようにお口の中もいつもとは違う状況になります。 歯周病や虫歯にもなりやすくなります。

歯周病菌は、流産や早産の原因にもなる事をご存知でしょうか?
また、だ液の変化などから、むし歯のリスクも高まります。

生まれてきた赤ちゃんは無菌ですが、ママに虫歯菌があると感染させてしまう可能性が高くなります。 ママのお口の中の健康が、これから産まれてくる赤ちゃんの健康な歯をつくります。

関原デンタルオフィスでは、妊娠段階に応じた適切な治療を行います。
産後のママの笑顔のために…

妊産婦の歯の健康と歯科治療

“ 妊娠すると子供にカルシウムをとられ歯が悪くなる”

と、昔からよく耳にしますが、本当にそうでしょうか?

歯や歯肉が悪くなる本当の原因は、歯磨きが不十分になることや、食生活の変化がほとんどです。そのうえ、妊娠中はつわりなどで唾液が酸性に傾くため、むし歯のできやすい状態になります。

また、ホルモンバランスが変化することで、歯肉(歯ぐき)に炎症がおきやすくなります。これを妊娠性歯肉炎といいます。

歯肉炎を防ぐには

妊娠中、つわりの時などは

食後にうがい薬を使ってうがいをし、できるだけお口の中を清潔にする。
歯ブラシが大きいと吐き気をもよおすので、小さめの歯ブラシを使用してみる。
食後、気分が悪くなったら無理をせず、調子が良くなってから磨く

妊産婦の歯科治療と検診について

歯の治療はなるべく妊娠の安定期(5ヶ月から7ヶ月)に受診するようにしましょう。
育児が始まると忙しいものですが、できるだけご出産後も定期的に検診を受けることをお勧めします。
ご家族の歯の健康は、お子様にも影響します。ご家族そろってお口のケアをしていきましょう!