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スタッフブログ インプラント周囲炎の治療法・予防法

 

こんにちは

 

 

 

関原デンタルオフィスです

 

 

 

 

 

インプラントの寿命を大きく縮めることになるインプラント周囲炎は、

 

 

 

早期に治療を受けることでその被害を最小限に抑えられます。

 

 

 

適切な方法で予防をすれば、インプラント周囲炎とは無縁の生活を送ることもできます。

 

 

 

今回はそんなインプラント周囲炎の治療法と予防法を詳しく解説をします。

 

 

 

インプラント周囲炎の治療法について

 

 

 

インプラント周囲炎の治療は、骨の吸収度合いによって方法が変わります。

 

 

 

【健康な状態】

 

【骨の吸収があまり進んでいない】

非外科的治療

 

 

骨の吸収があまり進んでいない軽度のインプラント周囲炎では、

 

 

 

外科的な処置を施すことはほとんどありません。

 

 

 

まずは、インプラント周囲炎の根本的な原因となっている、

 

 

 

歯周ポケット内の汚れを徹底的に除去します。

 

 

 

それ以降、汚れがたまらないよう、

 

 

 

ブラッシング指導や生活習慣指導なども併せて行います。

 

 

 

抗生物質を歯周ポケット内に塗布したり、薬剤の形で服用したりすることもあります。

 

 

 

【骨の吸収が進んでいる】

外科的治療

 

 

骨の吸収が進行している場合は、外科的な処置を実施します。

 

 

 

歯茎をメスで切開して、インプラント表面に付着した、

 

 

 

汚れを取り除くことは必須となります。

 

 

 

破壊された骨は、GBR法を始めとした歯周組織再生療法で回復させますが、

 

 

 

元通りになることはありません。

 

 

 

これらの方法を行ってもインプラント周囲炎の症状が改善されない場合は、

 

 

 

人工歯根を顎の骨から抜き取ります。

 

 

 

そのまま放置しても人工歯としての機能を果たさないどころか、

 

 

 

感染が広がってより深刻な病態へと発展しかねないからです。

 

 

 

人工歯根を抜いた後は、再治療の検討に入ります。

 

 

 

口腔ケアの状況が改善していて、顎の骨の状態もそれほど悪くない場合は、

 

 

 

再び人工歯根を埋入します。

 

 

 

それが出来ない場合は、ブリッジや入れ歯といった従来法へと切り替えます。

 

 

 

インプラント周囲炎の予防法

 

 

 

インプラント周囲炎を予防するためには、

 

 

 

セルフケアを徹底することが何より重要となります。

 

 

 

インプラントと歯茎の境目は、天然歯における歯頚部(しけいぶ)よりも

 

 

 

汚れがたまりやすくなっている点を改めて確認しておきましょう。

 

 

 

日々のセルフケアでは、そうした歯周ポケットでの歯垢・歯石の形成を

 

 

 

最大限抑えることに努めてください。

 

 

 

その他、歯ぎしりや食いしばり、喫煙、ストレスなど、

 

 

 

歯周病のリスク因子となる習慣などがある場合は、

 

 

 

できるだけ早期に改善してください。

 

 

 

歯科医院でのメンテナンスおよびプロフェッショナルケアも

 

 

 

インプラント周囲炎の予防には欠かせません。

 

 

 

34ヵ月に1回くらいの頻度でクリーニングやスケーリングを受けていれば、

 

 

 

歯周病も予防しやすくなることでしょう。

 

 

 

通常の定期検診だけでなく、インプラントのメンテナンスも継続的に受ける必要があります。

 

まとめ

 

 

 

今回は、インプラント周囲炎の治療法と予防法について、解説しました。

 

 

 

インプラント周囲炎は厄介な病気で、一度発症してしまうと

 

 

 

完治させることが難しくなります。

 

 

 

本文でもご紹介した外科処置を行っても最終的には

 

 

 

インプラントを撤去せざるを得ないというケースもあるくらいです。

 

 

 

そのためインプラント周囲炎は、可能な限り予防した方が良いといえます。

 

 

 

武蔵小杉の歯医者・歯科【関原デンタルオフィス】武蔵小杉駅5分

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