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カテゴリ: スタッフブログ

「歯医者=怖いはもう古い!定期検診のリアルを紹介します」(スタッフブログ)

 

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

 

6月は「歯と口の健康週間(6月4日〜10日)」や「むし歯予防デー(6月4日)」があり、全国的にお口の健康への意識が高まる季節です。この機会に、ご自身やご家族のお口の健康について改めて考えてみませんか?

今回は、歯科医院で行う「定期検診」の目的や内容、通う頻度の目安、そして全身の健康との関係についてご紹介します。

定期検診って何をするの?

歯科の定期検診というと、「虫歯があるかどうかを調べるだけ」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実際には虫歯だけでなく、歯周病やかみ合わせのチェック、歯のクリーニング、歯磨き指導(TBI)など、包括的なケアを目的とした内容となっています。

特に、歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどなく、知らない間に進行しているケースが少なくありません。当院では、歯ぐきの状態を調べる「歯周ポケット検査」や、必要に応じてレントゲンを使った精密な確認も行っています。レントゲンは肉眼では見つけにくい初期の虫歯や、歯の根の状態、骨の状態を把握するのに非常に有効です。

また、専用の器具を使って歯に付着した歯石やプラークを除去する「プロフェッショナルクリーニング」も行います。普段の歯みがきでは落としきれない汚れを取り除くことで虫歯や歯周病の予防につながります。

メンテナンスの頻度はどのくらい?

当院では、患者さん一人ひとりの口腔内の状態に応じてメンテナンス間隔をご案内しています。

例えば、虫歯や歯周病のリスクが高い方、矯正治療中の方、インプラント治療を受けている方は、より短い間隔でのチェックが必要な場合があります。リスクが低く、安定した口腔内環境が保たれている方は、少し間隔を空けてもよいこともあります。

定期的なチェックを通じて、早期発見・早期対応が可能となり、結果として大がかりな治療を回避できることにもつながります。

 当院が使用してる機器はこちら💁🏻‍♀️

お口の健康は、全身の健康にも影響します

最近では、「お口の健康」と「全身の健康」が密接に関係していることが、様々な研究で明らかになってきました。

たとえば、歯周病はお口の中だけでなく、糖尿病や心疾患、認知症、誤嚥性肺炎など全身の病気との関連があることが分かっています。歯周病によって生じる炎症物質が血流を通じて全身に影響を及ぼすことで、持病の悪化や新たな疾患のリスクを高める可能性があるのです。

また、噛む力が弱まると食事のバランスが崩れ、栄養不足を招く原因にもなります。よく噛んで食べるという行為は、脳への刺激にもつながるため、認知機能の維持にも関係していると言われています。

つまり、歯を守ることは「食べる力を守る」ことにもつながり、健康的な日常生活を支える大きな柱となるのです。

お口の健康を見直すチャンスです

全国の歯科医院でも、お口の健康啓発イベントや無料相談などが行われる時期です。お子さんからご高齢の方まで、ライフステージに応じたお口のトラブルを未然に防ぐには、やはり「定期的なチェック」と「早めの対策」が鍵となります。

「痛みがないから大丈夫」「忙しくてつい後回しにしてしまう」そんな方こそ、ぜひ一度、検診にいらしてください。

まとめ

歯の健康を保つために、もっとも大切なのは「予防」の視点です。定期検診を受けることで、ご自身では気づきにくい変化にいち早く気づき、将来の大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

私たち関原デンタルオフィスでは、患者さんお一人おひとりのお口の状態に合わせた検査・クリーニング・予防指導を行っています。

ぜひ定期検診をご予約ください。

✨✨ご予約お希望の方はこちらからクリックしてください✨✨

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6月休診のお知らせ📢

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

6月12日(木) 6月24日(火) の午前の診療を休診とさせて頂きます。

14時30分より通常通り診療致します。

また、

飯田先生 4日(水) 6日(金)   終日

望月先生 30日(月) 午前

は不在とさせて頂きます。

ご不便お掛け致しますが、
ご理解の程よろしくお願い致します。

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旅行中にやりがちな歯のNG習慣、連休明けにリセットしよう(スタッフブログ)

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

楽しい旅行や帰省は、心も体もリフレッシュできますよね。でもその一方で、「楽しい時間の裏で、意外とお口の健康を疎かにしがち」なのも事実。歯みがきのタイミングが不規則になったり、甘いものが増えたりと、気づかないうちにお口へ負担をかけていることもあります。

そんな連休明けこそ”トラブルを防ぐために習慣をリセットする”という意識が大切です。

今回は、旅行中についやってしまいがちな歯のNG習慣を振り返りながら、連休明けに取り入れたいケアのポイントをご紹介します。

歯磨きのタイミング、つい不規則になっていませんか?

旅先では普段と違うスケジュールで動くことが多く、朝起きてすぐ観光に出かけてしまい気づいたら朝食後の歯磨きを忘れていたり、移動や外食で疲れてしまい夜の歯磨きをサボってしまった…ということもあるかもしれません。しかし、歯磨きを怠ると口の中で細菌が増え、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

旅行から帰ってきたらまずは普段の歯磨きのリズムを取り戻しましょう。「朝・昼・夜の3回」歯磨きする習慣が理想ですが、少なくとも「朝食後・就寝前」の2回は丁寧に行うよう心がけてください。

甘いもの・間食が増えていませんでしたか?

旅行中は地域のスイーツや旅先でのちょっとした休憩など、甘いものを口にする機会が増えがちです。

特に注意したいのは、その“頻度”です。糖分を含むものを何度も食べると口の中が酸性になっている時間が長くなり、虫歯ができやすくなります。お菓子を完全に我慢する必要はありませんが、「食べる時間を決める」「食べた後は水で口をゆすぐ」といった工夫を取り入れて、ダラダラ食べを防ぎましょう。

飲み物はジュースや炭酸ばかりだったかも?

旅先では、のどが渇いたときに自販機やカフェでジュースや炭酸飲料を選ぶ方も多いと思います。しかし、これらの飲み物には多くの糖分が含まれており、歯にとっては大きなリスクです。

シュガーコントロールについて🦷

さらに、炭酸飲料は酸性度が高いため歯のエナメル質を溶かしてしまう「酸蝕症(さんしょくしょう)」の原因にもなりかねません。水やお茶など、砂糖が含まれていない飲み物を選ぶようにしましょう。

酸蝕症についてこちら

お口の乾燥、気づいていますか?

実は、旅行中はお口が乾燥しやすい環境にあります。長時間の移動や冷暖房の効いた車内・機内にいることで唾液の分泌が減ってしまうのです。

唾液は、口の中の汚れを洗い流す役割や、虫歯菌の活動を抑える働きをしています。乾燥によって唾液の量が減ると細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や口臭の原因になることも。「こまめな水分補給」「よく噛む食事」などで唾液の分泌を促しましょう。特に寝起きに口の乾きが気になる方は要注意です。

口腔乾燥症についてこちら💁🏻

「昨日、すごい音してたよ?」パートナーからの歯ぎしり指摘

旅先での慣れない環境や疲労、ストレスなどが原因で寝ている間に歯ぎしりをしてしまう方もいます。旅行中は普段と違う枕やベッドで眠ることになるため、無意識に歯に力が入りやすくなっているのかもしれません。

歯ぎしりは歯がすり減る・欠けるといったトラブルを引き起こすほか、顎関節症や頭痛の原因になることもあります。家族やパートナーに「音がすごかったよ」と言われたらぜひ一度歯科医院で相談してみてください。

必要に応じて歯を守るための「マウスピース治療」などもご提案できます。

ナイトガードについて

睡眠時無呼吸症候群などについて

ナイトガードなど洗浄おすすめ商品

まとめ

旅行は心を癒し、楽しい思い出をつくる大切な時間。でもその裏で、お口の健康が知らず知らずのうちにおろそかになってしまうこともあります。

連休明けは、お口の習慣をリセットする絶好のタイミング。

・歯磨きのペースを取り戻す
・甘いものの頻度を見直す
・水分補給に気をつける

など、できることから始めてみてください。

「ちょっと気になる症状がある」「歯ぎしりの指摘を受けた」という方は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。

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何とかして歯を残したい!パート2 〜エクストリュージョン(歯根挺出術)とクラウンレングスニング(歯冠長延長術)〜(症例集)

当記事をお読みいただきありがとうございます。関原デンタルオフィス⻭科医師の早⽥といいます。

前回は保存困難な⻭を残すためにクラウンレングスニングという外科治療を紹介しました。

今回は深い⾍⻭をもつ前⻭に対しエクスリュージョンとクラウンレングスニングを⾏った症例を紹介します。

エクストリュージョンとは矯正治療の1つで、 ⻭茎の中に埋まった⻭根を数ヶ⽉かけて引っ張り上げる処置のことです。

⻭根が⻭茎より上に出ていることで細菌感染を防⽌でき、さらに被せ物が外れにくくなり⻑持ちさせることができます。

それでは実際の症例を提⽰します(ご本⼈の掲載許可を得ています)

患者さんは⻭並びを気にされて来院されました。

 

初診時

 

⻭列矯正と⿊く変⾊している右上前⻭部の治療が必要と判断し、矯正医である飯⽥先⽣と治療計画を⽴てました。

当院ではインターディシプナリー(各専⾨医が協⼒すること)治療計画を⼤切にしています。

矯正の診断では上顎前突+ClassⅠ 叢⽣ 右上5クロスバイト重度の⼝蓋側転移 となります。

先⾏して⻭列矯正を進めていき、最後に⿊く変⾊した前⻭の治療という計画になりました。

全顎矯正が進んだところで⿊く変⾊した前⻭の治療に⼊ります。

コンポジットレジンと⾍⻭を除去したところ、健康な⻭はほとんどなく⻭茎の中に隠れています。

⾍⻭が深く神経を保存するのは困難な状態でした。

このような状態のまま被せ物をしたとしても、すぐに外れてしまうことが予測できます。

患者様にエクスリュージョンとそれに伴うクラウンレングスニングが必要なことを伝え治療を開始しました。

挺出処置の流れですが

根管治療後、レジンを⻭根につめて矯正⽤ブラケットを装着します。

細いワイヤーを使い、ゆっくり上へ引っ張り上げます。

(引っ張り上げている最中もレジンで⻭の形を作っているので、⾒た⽬は問題ありません)

挺出してくると⻭茎のラインが他の⻭よりも上がってきます。

⻭が出てきたら、ブラケットの位置を根尖側に移動しそれを来院毎に繰り返します。

また出てきた分、レジンが強く⻭に当たるようになるため来院毎レジンを削ります。

2週間に⼀度ワイヤーの交換を⾏いおよそ 2 ヶ⽉弱で引っ張り上げ終了しました。

ここから⻭茎の⾼さを揃えるためにクラウンレングスニングを⾏います。

挺出した⻭には⻭周靭帯がついてくるため靭帯を切除しないと元の位置に戻ってしまいます。

⻭周靭帯の切除も必須処置となります。

切開する範囲は⻭茎の厚み、⾻の形態により異なるため術前の診査が重要です。

術直後 まだ⻭茎は⾼い位置にいるように⾒えますが・・・

1 ヶ⽉ほど待つと計算した⾼さに落ち着きました。周りの⻭茎の⾼さとそろったことがわかると思います。

このまま3ヶ⽉ほどワイヤーをつけたままにして、動かしてきた⾻と⻭が落ち着くまで待ちます。

この期間を保定期間と呼びます。

保定しないと⻭は元の位置に戻ろうとするため必須処置です。

その後、レジンを除去しファイバーコアに交換します。

⻭茎に隠れている⻭根の形態を型取りします。

⻭根の形態を型取りするために、⻭茎を広げる緑⾊の⽷を⼊れます。

この型取りしたものから、最終的な被せものを技⼯⼠に作ってもらいます。セラミックで最終修復しました。

術前

 

術後

 

術前         術後

 

斜めに傾いていた⻭根の傾斜も改善でき、噛み合わせを真っ直ぐ当てることができました。

術前         術後

飯⽥先⽣は困難と考えていた右上5番の重度⼝蓋側転移を交差ゴムやワイヤー使⽤することで、しっかり改善しました。

今後は後戻りしないようリテーナーの装着が必須です。

⻑期治療となりましたが患者様の協⼒があり、良い結果になったと思います。

当院では各専⾨医が協⼒し、良い治療を提供できるよう⽇々相談して治療に取り組んでおります。

困ったことがありましたらご相談ください。

長文お付き合いありがとうございました。

【クラウンレングスニングについて関する記事はこちら】

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花粉症と意外なお口との関係(スタッフブログ)

 

こんにちは

関原デンタルオフィスです

春の訪れとともにやってくる花粉症。鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど、つらい症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

花粉症がお口の健康にも影響を与えていることをご存知ですか?

今回は意外な花粉症とお口の関係について詳しく解説します。

 

鼻詰まりからの口呼吸

花粉症の代表的な症状である鼻詰まり。鼻が詰まると、無意識のうちに口で呼吸してしまいがちです。

口呼吸は、お口の中を乾燥させ、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。

例えば、口腔乾燥症、歯肉炎・歯周病、味覚の変化です。

ちなみに、鼻呼吸で鼻から入ってきた空気は、鼻腔の中を通過する際に適切な温度と湿度に調整されます。

花粉症が口腔健康に与える影響

花粉症が口腔健康に与える影響について詳しく見ていきましょう。

1.口腔乾燥症

口呼吸になり、お口の中が乾燥しやすくなることで起こるのが口腔乾燥症です。

口腔乾燥症により口内が乾燥して唾液が不足すると、細菌が繁殖しやすくなり虫歯や歯周病のリスクが高まります。

また、唾液には自浄作用があり、お口の中を清潔に保つ役割があります。

口腔乾燥症は軽度でお口のネバつき、舌がヒリヒリ、口臭が増す症状が出ます。

重度になると、食事が飲み込みにくく、舌が乾燥によりひび割れて強い痛みを感じることがあるので、早めの対策が重要です。

口腔乾燥症について詳しくは👈

2.歯肉炎・歯周病

お口の乾燥により、歯肉炎や歯周病を悪化させる可能性があります。

乾燥で細菌が繁殖しやすくなり、歯垢(プラーク)がつきやすくなるからです。

アレルギー反応による炎症が、歯肉にも影響を与えることがあります。

そのため、花粉症の時期は歯肉が腫れやすくなるのです。

歯肉炎・歯周病について💁🏻

3.味覚の変化

鼻詰まりによって、味を感じにくくなることがあります。

食事のおいしさを感じるときには、味覚・嗅覚・触覚・聴覚・視覚の五感を使っているからです。

嗅覚が低下して匂いが感じにくくなり、味覚に変化を感じます。

その結果、食事選びにも影響を与えることになります。

花粉症の期間中の口腔ケア方法

次は花粉症の期間の口腔ケア方法について解説します。

1.水分補給

花粉症の期間はこまめな水分補給を心がけ、お口の中を潤しましょう。

水分補給には水を飲むのがおすすめです。

お茶やカフェイン飲料には利尿作用があり、水分を排出する働きがあります。

2.唾液の分泌

唾液腺マッサージで唾液の分泌を促進しましょう。

唾液腺マッサージでは、耳下腺(じかせん)・顎下腺(がっかせん)・舌下腺(ぜっかせん)の3か所を軽い力でマッサージします。

唾液腺マッサージ マッサージする場所

・耳下腺:指を頬に当てて上の奥歯当たりを回す

・顎下腺:耳の下から顎の下当たりを指で押す

・舌下腺:顎の下を親指で押す

無糖のガムを噛んで、唾液の分泌を促すのも効果的です。

唾液の役割・働きについて💁🏻

3.正しい口腔ケア

丁寧な歯磨きで歯垢(プラーク)をしっかり落としましょう。

歯垢(プラーク)とは、歯の表面についているネバネバした物質で、色は白色や黄白色です。

磨き残しが多い歯と歯の間や歯の裏側などにつくと、細菌が増殖してしまいむし歯となります。

歯間ブラシやデンタルフロスも活用し、歯と歯の間も清潔に保つことが大切です。

ケアグッズ商品はこちら🦷

4.定期検診

歯科医院で定期的な検診を受け、お口の状態をチェックしてもらいましょう。

歯石除去やクリーニングなど、専門的なケアを受けることも大切です。

特に、花粉症の期間はお口のトラブルが起こりやすいので、早期発見して予防に努めましょう。

当院で使用してる機械はこちら💁🏻

まとめ

花粉症とお口の健康は密接に関わっています。花粉期間中は、いつも以上にお口のケアに気を配りましょう。

気になる症状がある場合は、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。

当院では、花粉症によるお口のトラブルのご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

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乳歯はただの仮じゃない!将来の健康を左右する驚きの役割とは?(スタッフブログ)

 

こんにちは。

関原デンタルオフィスです。

みなさんは、お子さまの歯のケアについて意識していますか?

「乳歯はいずれ生え変わるから、それほど気にしなくても大丈夫」と思われがちですが、実は乳歯はとても重要な役割を担っています。乳歯の健康は、永久歯の並びや噛み合わせ、さらには全身の健康にも影響を与えるのです。

では、乳歯にはどんな役割があり、どのようにケアをすればよいのでしょうか?

今回は、乳歯の重要性や正しいケア方法について詳しく解説していきます。

■乳歯の役割

乳歯はいつか永久歯に生え変わる歯ですが、子どもの成長においてとても重要な役割を果たします。

発音の習得

歯があることで正しい舌の動きや口の形を作りやすくなり、言葉を明瞭に発音できるようになります。乳歯は言葉の発達に欠かせません。

快適な食事

乳歯は食事をする上でも大きな役割を担っています。食べ物をしっかりと噛み砕き、消化を助けることで栄養を効率的に吸収できるようになります。特に奥歯は硬いものや繊維質の多い食品を噛む力が養われます。

永久歯を正しく導く役割

乳歯が正しい位置に並ぶことで、永久歯が正しく生えるための導き役となります。そのため、乳歯を健康に保つことは、将来的な歯並びにも大きな影響を与えるのです。

 

■歯の生え変わりの流れや生え変わる時期

乳歯は生後6か月頃から生え始め、3歳頃には20本すべてが生え揃います。その後、6歳頃から永久歯への生え変わりが始まり、12歳頃までにすべての乳歯が抜けて永久歯へと置き換わります。

一般的な生え変わりの順序は下記の通りです。

・6歳頃:下の前歯が抜け始めその後6歳臼歯(第一大臼歯)が生える

・7歳頃:上の前歯が抜け永久歯に生え変わる

・8〜9歳頃:前歯から奥歯に向けて順に生え変わり始める

・10〜12歳頃:上下の奥歯は11歳頃に生え変わり、12歳頃に12歳臼歯(第二大臼歯)が生え始める

・14歳頃:すべての歯が永久歯に生え変わる

生え変わりに個人差はありますが、一般的にこのような流れで生え変わります。乳歯が早く抜けすぎたり、なかなか抜けない場合は歯科医師に相談しましょう。

■乳歯の虫歯とその予防法

乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く、大人よりも虫歯になりやすい特徴があります。特に糖分の多い食べ物を頻繁に摂っていると、虫歯のリスクが高まります。そのため、糖分の摂取量や頻度、タイミングを管理する

「シュガーコントロール」がとても重要になります。下記の点に気をつけて虫歯のリスクを減らしましょう。

シュガーコントロールとは?🍰

✔甘いおやつやジュースは時間を決めて摂取し、だらだら食べないようにする

✔食後には水やお茶で口をすすぐ、できれば歯磨きをする

✔就寝前の甘いものは避ける

✔正しい歯磨きを学び、習慣化する

✔フッ素入り歯磨き粉を使用する

✔定期的に歯科検診を受ける

■正しい歯磨き方法と親の役割

正しい歯磨きを身につけるためには、親のサポートが欠かせません。特に小さな子どもは自分でしっかりと歯を磨くことが難しいため、大体10歳頃までは、親が仕上げ磨きをして磨き残しを防ぐことが重要です。

乳歯の歯磨きのポイント

歯ブラシは子どもの年齢に合ったものを使用し、毛先が柔らかいものを選びましょう。また、フッ素入りの歯磨き粉を適量使用すると虫歯予防に効果的です。歯磨きは、毎食後と就寝前、起床後の1日5回が理想的です。

セルフケアの選び方はこちら💁🏻

定期的な歯科検診

3〜6か月に1回のペースで歯科検診を受け、虫歯の早期発見や適切なケアを受けることができます。

まとめ

乳歯はいずれ生え変わりますが、一時的なものではなく、永久歯の正しい成長にも大きな影響を与える大切な存在です。虫歯を防ぐためにも、本記事で紹介した内容を参考にシュガーコントロールを意識し、親がしっかりサポートしてお子さまの歯の健康を守りましょう。

また、おうちでのケアと併せて定期的な歯科検診を受けることも重要です。幼いうちから正しいケアと通院の習慣をつけることが、将来の歯の健康につながります。お子さまの歯の健康について気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。当院では、患者様一人ひとりに合わせた丁寧なカウンセリングを行い、最適な治療計画をご提案させていただきます。

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⚠️矯正医・飯田先生からお知らせ⚠️

 

2025年7月から矯正医・飯田先生の出勤日が変更となります。

現在

火曜日・水曜日・金曜日

第1土曜日・第3土曜日・日曜日(月1回不定期)

⇩⇩⇩

7月以降

火曜日・水曜日・金曜日

土曜日(月1回不定期)・日曜日(月2回不定期)

 

2025年の土曜、日曜の出勤日はこちらになります。

 

皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

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4月の休診のお知らせ📢

4月休診のお知らせ📢

こんにちは

関原デンダルオフィスです。

4月10日(木) 4月22(火)の午前の診療を休診とさせて頂きます。

14時30分より通常通り診療致します。

また、

院長先生 1日(火) 午後 22日(火) 午後

今田先生 7日(月) 終日

望月先生 14日(月) 午前  19日(土) 終日

は不在とさせて頂きます。

ご不便お掛け致しますが、
ご理解の程よろしくお願い致します。

武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

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矯正するならワイヤー?インビザライン?知らないと損する違い(スタッフブログ)

こんにちは。

関原デンタルオフィスです。

歯並びや噛み合わせの改善は、見た目の美しさだけでなく、お口の健康維持にもつながります。矯正治療を検討する際、『ワイヤー矯正』と『インビザライン矯正』の選択は重要です。しかし、「できるだけ目立たずに矯正したい」「早く治療を終えたい」「費用がどのくらいかかるか心配」など、矯正治療を始めるにあたって気になるポイントは人それぞれです。

このブログでは、ワイヤー矯正とインビザライン矯正の違いについて、それぞれのメリット・デメリット、費用の違い、治療期間の目安などを分かりやすくご紹介し、ご自身にとって最適な矯正方法を選ぶためのヒントをお伝えいたします。

ワイヤー矯正のメリットとデメリット

ワイヤー矯正は、歯の表面に金属製のブラケットを装着し、そこにワイヤーを通して歯を動かす矯正方法です。

メリット
幅広い症例に対応可能
軽度〜重度の不正咬合(出っ歯、受け口、乱ぐい歯など)まで、さまざまな症例に適用できます。
治療の確実性が高い
ワイヤーによる持続的な力で、計画的かつ効率的に歯を動かします。
比較的費用を抑えられる
インビザライン矯正と比較して、費用を抑えられる傾向があります。
適応年齢が広い

小児から成人まで幅広い年齢層で治療が可能です。成長期のお子さまにも適用でき、顎の成長をコントロールしながら治療ができます。

デメリット
見た目が気になる

金属のブラケットやワイヤーが目立ちやすく、人前に出る機会が多い方は気になることがあります。透明や白色のブラケットもありますが、完全に目立たなくすることは難しいです。

口内トラブルのリスク

ワイヤーやブラケットが唇や頬の内側に当たり、口内炎ができやすくなることがあります。

歯磨きが難しい

矯正装置の周りに食べかすが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。矯正専用の歯ブラシやフロスを使用し、丁寧なケアが必要です。

食事制限がある

硬い食べ物(ナッツ、せんべい)や粘着性のある食べ物(ガム、キャラメル)は、装置が破損する恐れがあるため、避ける必要があります。

痛みや違和感がある

ワイヤーの調整後に歯が引っ張られるような痛みを感じることがあります。

インビザライン矯正のメリットとデメリット

インビザライン矯正は、透明なマウスピース型の矯正装置を使用する矯正方法です。

メリット
目立ちにくい
透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立たず、周囲に気づかれにくいです。
取り外しが可能
食事や歯磨きの際に取り外せるため、日常生活への影響が少ないです。
痛みや違和感が少ない
ワイヤー矯正に比べて、装置による痛みや違和感が少ないです。
● 来院回数が少なくてすむ。
デメリット
自己管理が必要

決められた装着時間を守る必要があり、守らないと計画通りに治療がすすまないことがあります。

矯正治療の費用と期間

矯正治療にかかる費用や期間は、矯正方法や歯並びの状態によって異なります。

費用

初診相談は無料です。

検査+診断:44,000円

ワイヤー矯正:全体矯正の場合、825,000円~880,000円

ワイヤー矯正:部分矯正の場合、330,000円〜660,000円

インビザライン矯正:全体矯正の場合、770,000円〜979,000円

インビザライン矯正:部分矯正の場合、440,000円〜660,000円

保定装置料(矯正終了後に後戻りを防ぐための装置):44,000円~66,000円

歯並びの乱れが引き起こすリスク

矯正治療は、歯並びを整えるだけでなく、お口の健康を維持する上でも非常に大切です。
歯並びが悪い状態を放置すると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、噛み合わせが悪いと、消化不良や顎関節症の原因となることもあり、さらに発音に影響を及ぼすこともあるため、気になる方は早めの相談をおすすめします。

まとめ 〜矯正治療後のメンテナンスの重要性〜

矯正治療には、ワイヤー矯正とインビザライン矯正という二つの代表的な方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、費用や期間も異なります。ご自身のライフスタイルや価値観に合わせて、最適な矯正方法を選びましょう。

また、矯正治療後の歯は「後戻り」を起こしやすい状態です。治療後は保定装置(リテーナー)を使用して、歯並びを安定させ、後戻りを防ぐことが大切です。また、治療後のメンテナンスをしっかり行うことで、きれいな歯並びを維持することができます。

当院では『エアフロー』という機械を用いて、歯の表面に付着した汚れを効果的に除去するクリーニングを行っています。エアフローは、微細なパウダーと水を噴射することで、歯の表面の着色や汚れを落とします。矯正器具の周りの清掃も効果的に行え、治療後のケアをサポートします。

エアフローについて詳しくはこちら💁🏻

治療後も、しっかりとしたメンテナンスを行うことで、矯正治療の成果を長期間保つことができます。

矯正治療を検討されている方は、お気軽にご相談ください。当院では、患者様一人ひとりに合わせた丁寧なカウンセリングを行い、最適な治療計画をご提案させていただきます。

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Tooth Wear (トゥースウェア)について(スタッフブログ)

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

虫歯ではないのに、歯が溶けたり、欠けたりする症状が見られる病気を「Tooth Wear (トゥースウェア)」といいます。あまり聞き慣れない言葉ですが、近年はこの病気によってかけがえのない歯質を失う人が急増しているため、皆さんにもその危険性を知っておいていただきたいです。そこで今回は、トゥースウェアの種類や特徴、治療法などをわかりやすく解説をします。歯に原因がよくわからない摩耗や欠損が生じている方は、参考にしてみてください。

トゥースウェアの種類

はじめに、トゥースウェアの種類について解説します。トゥースウェアというのは、虫歯が原因ではない歯質の溶解や欠損が認められる病気で、以下のような種類があります。

【種類1】摩耗症

摩耗症とは、文字通り摩耗によって歯質が削れていく症状です。私たちの歯は、エナメル質という人体で最も硬い組織で覆われていますが、外から刺激が加わることで徐々に摩耗していきます。歯質の摩耗は、加齢によっても進行します。

【種類2】咬耗症(こうもうしょう)

咬耗症も歯質が削れて行く症状ですが、その原因が噛んだ時の刺激に限られます。エナメル質はとても硬い組織ですが、硬いもの同士が強く接触すれば、お互いに摩耗していきます。こうした咬耗症は、噛み合わせが悪い人や歯ぎしり・食いしばりの習慣がある人に起こりやすいです。

【種類3】酸蝕症(さんしょくしょう)

酸蝕症は、飲み物や食べ物に含まれる「酸」によって歯質が溶けていく症状です。酸といっても、塩酸や硫酸のような強い酸ではなく、清涼飲料水や酢を使った料理、柑橘類などの普通の食品に含まれる酸性の成分が原因となります。特に注意が促されているのがスポーツドリンクの頻回摂取です。スポーツドリンク自体は、酸味を感じるような飲み物ではなく、夏場の水分補給には最善といえる飲み物ですが、お口の中を酸性に傾ける力が比較的強いため、頻繁に摂取していると歯質が気づかないうちに溶けていきます。

 酸蝕症について詳しくは💁🏻‍♀️

【種類4】NCCL(非う蝕性歯頸部歯質欠損)

NCCL(Non-carious cervical lesion)とは、日本語で非う蝕性歯頸部歯質欠損(ひうしょくせいしけいぶししつけっそん)と訳される病気で、歯冠と歯根の境目付近を指す歯頚部に、虫歯に由来しない欠損が認められます。いわゆる「くさび状欠損」が代表例で、歯ぎしり・食いしばりの習慣がある、噛む力が強い、ブラッシング圧が強いことなどが原因として挙げられます。歯と歯茎の境目付近に、その名の通りくさび状の欠損が認められたら、NCCLが疑われます。

トゥースウェアの特徴と好発部位

上述した通り、トゥースウェアはいくつかの種類に分けられ、それぞれ特徴や好発部位に違いが見られます。まず、摩耗症と咬耗症に関しては、噛む部分である「咬合面」に好発します。歯と歯が直接、接触する部分であり、症状が進行すると咬頭が削れ、黄色い象牙質がむき出しになることも珍しくありません。

酸蝕症は、下顎の前歯部唇側面が好発部位ですが、舌側面に見られることもあります。また、酸蝕症によってエナメル質がやわらかくなると、咬耗症も助長されることから、咬合面が大きく削れる症状が認められるケースもあります。

NCCLの好発部位は、歯頚部です。歯と歯茎の境目付近に位置する歯頚部にえぐれたような欠損が認められます。歯周病によって歯茎が下がっていると、外からの圧力を受けやすくなることから、NCCLのリスクは高まります。

トゥースウェアの治療法について

トゥースウェアの治療法は、重症度によって大きく変わります。

軽度】生活習慣の改善と経過観察

軽度のトゥースウェアでは、積極的な歯科治療は行わずに、その原因となっている生活習慣の改善から始めます。必要に応じて、ブラッシング指導やクリーニング、フッ素塗布などを行います。経過を観察しても症状が改善せず、進行している場合は、次の方法で対処します。

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中等度】CR(コンポジットレジン)修復

トゥースウェアによって損傷している歯質を歯科用プラスチックであるコンポジットレジンで修復します。欠損部を少しだけ削って形を整えて、コンポジットレジンを充填して光で固めるだけなの、歯への負担を最小限に抑えられます。治療もその日に完了し、欠損部がしみる症状や見た目が悪くなっている状態を改善できます。ただし、トゥースウェアの原因が残っている限り、また同じ症状が現れるため、生活習慣の改善などは並行して実施していく必要があります。

コンポジットレジンとは?💁🏻

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重度】詰め物・被せ物治療

歯質が大きく欠けている重度のトゥースウェアでは、コンポジットレジンで部分的に修復することが難しいため、詰め物・被せ物を装着する必要があります。歯型取りを行って、インレーやクラウンといった補綴物を製作して、欠損部を補います。

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トゥースウェアを加速させる要因

トゥースウェアの原因や症状を悪化させる要因は、以下の通りです。

【要因1】不適切な食習慣

酸性度の高い食品を習慣的に摂取していると、トゥースウェアが加速します。最もわかりやすいのは、炭酸飲料やアルコールをチビチビと長い時間かけて飲んだり、酸がたくさん使われている中華料理などを頻繁に食べたりする食生活です。また、間食が多い人もトゥースウェアになりやすい点に注意しましょう。私たちのお口は、何らかの食べ物や飲み物を口にするたびに酸性へと傾くことが多いからです。

【要因2】ドライマウス

口腔内が乾燥していると、唾液による歯の再石灰化作用や緩衝作用が機能しにくくなります。その結果、歯質が弱くなり、外からの刺激や圧力などでダメージを受けやすくなるのです。

ドライマウスについて

【要因3】職場環境による影響

メッキ工場やガラス工場で働いている方は、職場で酸性のガスを吸い込む機会が多くなります。その結果、歯が溶ける酸蝕症を発症する場合があります。

【要因4】不良補綴物

被せ物やブリッジ、入れ歯などの形が悪いと、歯に対して不適切な刺激を与えてしまうことから、トゥースウェアを発症あるいはその症状を悪化させるリスクが生じます。補綴物の表面がザラザラであったり、歯質よりも硬い素材が使われていたりする場合は、噛み合う歯に過剰なダメージを与えることがあります。

【要因5】特定の病気による影響

歯の石灰化が十分に進まない病気を患っていると、トゥースウェアの症状が悪化しやすいです。逆流性食道炎では、酸性度が極めて高い胃酸が歯を浸蝕するため、酸蝕症のリスクが高まります。眠っている時に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の歯ぎしりが多くなることから、トゥースウェアを誘発しやすいといえます。

まとめ

今回は、細菌感染に由来しない歯質の溶出や欠損が認められるトゥースウェアについて、武蔵小杉の関原デンタルオフィスが解説しました。トゥースウェアには、摩耗症、咬耗症、酸蝕症、NCCLなどの種類があり、それぞれ症状の現れ方や原因が異なります。また、トゥースウェアの治療法もケースによって変わってくるため、虫歯ではないのに歯が溶けたり、欠けたりする症状に悩まされている方は、まず当院までご相談ください。精密に検査した上で、最善といえる治療法を提案いたします。多くのケースでは、侵襲の少ないコンポジットレジン修復で対応できますが、根本的な原因を取り除かない限り、トゥースウェアは再発する点に注意しましょう。

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武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

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